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Q-Chem 3.2

機能概要

従来のab initio分子軌道法はFock行列生成が電子数の約4乗に比例するため、 数十原子分子が実用範囲限界でした。しかし、Q-Chemはこの計算における 律速となるクーロン相互作用計算を高速に処理するアルゴリズムとして、 CFMM、J-Matrix Engine、LinK、QCTC、ONXをFock行列(J/K Matrix)計算に とりいれています。このためab initio分子軌道法でありながら、 大規模分子系(数百原子)に対して適用可能なプログラムとなっています。

計算手法

  • Hartree-Fock
  • DFT
  • Hybrid-HF/DFT法
  • 2次摂動 MP 法(MP2)
  • RCIS/UCIS/XCIS (CI-single) /CIS(D)/RPA(励起状態)
  • CASE(Coulomb Attenuated Schrodinger Equation)

機能

  • 構造最適化(EF/GDIIS)
  • 遷移状態構造最適化(EF)
  • 振動計算(IR/Ramanスペクトル)
  • 電子スペクトル
  • 励起状態構造・振動計算
  • NBO解析

 

利用方法

利用マシン

altix

起動方法

 altix% qchem [-np CPU][-pbs][-g] <input> <output> 

-np CPU: CPU数の指定(指定がない場合には 1CPU での実行になります。)
-pbs: バッチジョブの場合のみ、このオプションを指定してください。指定がなくバッチに投入した場合には、適切な計算ノードにジョブが投入されません。
-g: 入力ファイルのフォーマットが Gaussian の場合に指定してください。

サンプル

サンプルとなる入力ファイルや、その計算結果ファイルは、以下のディレクトリに格納されています。

altix:/usr/appli/sample/qchem

サンプルによっては、必要となるメモリが足りないことが原因で正常終了していない計算結果が含まれていますが、そのような例でも 2CPU かつ LARGE キュークラスで実行することで正常終了することが確認されています。その場合の計算結果ファイルは、XXX_2cpu.out といったファイル名になっています。

マニュアル

関連サイト

Q-Chem, inc.