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分散型スパコン SGI C2112

分散型スパコン

分散型スーパーコンピュータは SGI社製 C2112-4GP3 および C2112-GP2 がそれぞれ136ノードおよび14ノード (それぞれ予備ノード含む)導入されています。これらは、SGI社製 Rackable Rackmount Servers と呼ばれる製品群の一部です。 C2112 は 動作周波数2.6GHzのインテル Xeon プロセッサ E5ファミリーを搭載しています。

このシステムにおいても、容易にシステムの能力を引き出すことができるよう、 自動並列化がサポートされたコンパイラ、ライブラリ、ツール群を有しています。 さらに、ゲノムネット計算サーバおよび化学計算サーバとして有効に活用できるよう、計算生物学分野で利用されている 主要なアライメントやアセンブリングツールおよび配列データベース、 計算化学分野で利用されている非経験的分子軌道計算、半経験的分子軌道計算、材料設計モデリング、 生体高分子モデリング、分子力学計算等のアプリケーションが多数用意されています。

ハードウェア

分散型スーパーコンピュータはCPU計算ノード C2112-4GP3 および GPU計算ノード C2112-GP2の2種類のノードから構成されています。 どちらの計算ノードも、ノードあたり10コア Intel 64bit Xeon プロセッサ E5-2660 v3 2.60GHz を2ソケット、20コアを搭載した計算ノードです。 また、ノードあたり主記憶 256GB を搭載しています。
CPU計算ノード C2112-4GP3 は、予備ノードを含めて136ノード用意されています。すべてのCPU計算ノードでは利用できるアプリケーションや 計算環境に違いはありません。
GPU計算ノード C2112-GP2 は予備ノードを含めて14ノード用意され、各ノードにはGPUボードとしてNVIDIA Tesla K40 が1枚挿入されています。
CPU計算ノードおよびGPU計算ノードの合計ノード数は予備ノードを含めて150ノードとなり、そのうちの予備ノードは6ノードとなっています。
すべてのGPU計算ノードでは利用できるアプリケーションや計算環境に違いはありません。
なお、GPU計算ノードを利用する場合には、専用のバッチキューをご利用いただくことになります。

SGI_C2112 SGI_C2112

 

オペレーティングシステム

CPU計算ノード C2112-4GP3 および GPU計算ノード C2112-GP2 で動作するオペレーティングシステムは SGI UV2000 と同じく SUSE Linux Enterprise Server (SLES) です。

 

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