中性子反射率、X線反射率測定により高分子薄膜の厚さを温度の関数として測定し、ガラス転移温度や膨張係数を調べました。さらに、異常物性の原因を明らかにするため、非弾性中性子散乱を行いました。
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ガラス転移温度
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熱膨張係数
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反射率測定より、ガラス転移温度(左)および熱膨張係数(右)が膜厚減少に伴い低下することが分かりました。
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Polymer, 38, 3769 (2003)
Phys. Rev. E69, 022801 (2004)
Phys. Rev. E69, 06183 (2004)
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平均自乗変位<u2>
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振動状態密度
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非弾性中性子散乱より平均自乗変位<u2>(左)。振動状態密度(右)の減少が観察されました。
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界面ハードレイヤーの存在
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Phys. Rev. Lett., 95. 56102 (2005)
Phys. Rev. E74, 021801 (2006)
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