さくらさく

今年も花見をしました。気持ちも新たに新年度スタートです。

学部4年生のみなさん、大学院への進学について考えはじめる時期となりました。
大学院進学希望者の方で当研究室に少しでも興味のある方は、ぜひ一度、研究室の見学にお越しください。


見学は、随時受け付けております。
見学ご希望の方は小野輝男教授までメールにてご連絡ください。


また、2013年5月25日(土)には、化学専攻の見学会(大学院進学説明会)が予定されております。
興味のある方は是非いらして下さい。詳細はこちらになります。


学部4回生だけでなく、まだ大学院進学は先の方、逆に博士課程から専攻を変えたい方などの見学も大歓迎です。
ぜひ一度見学に来ていただき、、小野研究室のことを知っていただければ幸いです。
みなさんとお話できるのを楽しみにしています。




最新NEWS

●強磁性体や外部磁場を用いずに電子のスピンを揃えることに世界で初めて成功

電子は「電荷」と共に「スピン」と呼ばれる磁石の性質を持ち合わせています。今回、私たちはナノメートルサイズのトランジスタにおいて、半導体のスピン軌道相互作用を用いることで、強磁性体や外部磁場を全く用いずに、スピンの揃った電流を生み出すことに成功しました。半導体のみを用いる本手法は、既存の半導体テクノロジーとの整合性が良いだけでなく電気的なスピン制御・スピン検出との融合が容易となることから次世代省電力・高速半導体デバイスの実現が可能となります。本研究の一部は、最先端・次世代研究開発支援プログラム、科学研究費補助金基盤研究(S)、京都大学化学研究所共同研究プログラムの助成を受けて行われました。

この研究成果は、英国科学誌Nature Communications誌に2012年9月25日にオンライン公開されました。

京都大学 
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2012/120926_1.htm
京都大学化学研究所 
http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/a_topics/topics_120925.html

Makoto Kohda, Shuji Nakamura, Yoshitaka Nishihara, Kensuke Kobayashi, Teruo Ono, Jun-ichiro Ohe, Yasuhiro Tokura, Taiki Mineno, and Junsaku Nitta, "Spin-orbit induced electronic spin separation in semiconductor nanostructures," Nature Communications, 3, 1082 (2012), online doi:10.1038/ncomms2080


●磁壁移動の電流閾値を磁場を用いて下げることに成功!

強磁性体の磁区と磁区の境界を磁壁と呼びます。この磁壁は磁場あるいは電流によって移動できることがわかっています。今回われわれのグループは、電流による磁壁移動について、磁場を印加することで磁場方向によらず閾電流密度が半減できることを明らかにしました。この成果は、磁気記録デバイスの低消費電力化への寄与が期待できる成果であり、応用上の観点からも特筆すべきことです。本研究の一部は、科研費基盤研究(S)「新規スピンダイナミクスデバイスの研究」、最先端研究開発支援プログラム「省エネルギー・スピントロニクス論理集積回路の研究開発」、および京都大学化学研究所共同利用・共同研究課題によって支援されました。

この研究成果は、英国科学誌Nature Nanotechnology誌に2012年9月10日にオンライン公開されました。

京都大学 
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2012/120910_1.htm
京都大学化学研究所 
http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/a_topics/topics_120910.html

T. Koyama, K. Ueda, K.-J. Kim, Y. Yoshimura, D. Chiba, K. Yamada, J.-P.Jamet, A. Mougin, A. Thiaville, S. Mizukami, S. Fukami, N.Ishiwata, Y.Nakatani, H. Kohno, K. Kobayashi & T. Ono, Current-induced magnetic domain wall motion below intrinsic threshold triggered by Walker breakdown, Nature Nanotechnology, 7, 635 (2012), online doi: 10.1038/nnano.2012.151 .


●ミクロな磁気円盤におけるスピン状態の対称性の破れを発見

直径が数マイクロメートル程度の磁気円盤を作ると、磁化が円盤面に沿う磁気渦構造ができます。この磁気渦の中心には、コアと呼ばれる磁化の向きが円盤に垂直方向に立ち上がる領域が存在します。今回、ローレンスバークレイ研究所のX線顕微鏡を用いて磁気渦状態を詳しく調べたところ、渦の回転方向とコアの向きの間に相関があることが分かりました。この磁気円盤におけるスピン状態の対称性の破れは、ジャロシンスキー・守谷相互作用を仮定することで説明可能であることが、マイクロマグネティクス計算によりわかりました。本研究の一部は、科研費基盤研究(S)「新規スピンダイナミクスデバイスの研究」、および京都大学化学研究所共同利用・共同研究課題によって支援されました。

この研究成果は、2012年7月31日のNature Communicationsに掲載されました。

また日刊工業新聞(8月1日 17面)に掲載されました。

京都大学 
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2012/120801_1.htm
京都大学化学研究所 
http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/a_topics/topics_120801.html

Mi-Young Im, Peter Fischer, Keisuke Yamada, Tomonori Sato, Shinya Kasai, Yoshinobu Nakatani & Teruo Ono, Symmetry Breaking in the Formation of Magnetic Vortex States in a Permalloy Nanodisk, Nat. Commun., 3, 983 (2012), online doi: 10.1038/ncomms1978 .


●電圧で磁壁の移動速度が20倍に!

異なる磁化方向を持つ領域と領域の間には磁化のねじれたナノスケールの遷移領域があり、磁壁と呼ばれています。この磁壁を磁界や電流で移動させることで高密度情報の書き込みに利用する試みが積極的に行われています。この度当研究室では、絶縁膜を通じてCo薄膜に電界を加えることで、磁界による磁壁の移動速度を20倍にわたって変化させることに成功しました。このことによって、磁気メモリをはじめとする情報記録装置の書き込みについて飛躍的な省エネ化・高速化の道が開けると期待されます。本研究は、JST 戦略的創造研究推進事業 個人型研究(さきがけ)「ナノシステムと機能創発」研究領域(研究総括:長田 義仁[理化学研究所])における研究課題「電界による磁化スイッチングの実現とナノスケールの磁気メモリの書込み手法への応用」(研究者:千葉 大地、研究期間:2010年〜2013年度)の一環として行われ、一部は、科学研究費補助金 若手研究(A)および科学研究費補助金 基盤研究(S)、最先端研究開発支援プログラム「省エネルギー・スピントロニクス論理集積回路の研究開発」の助成を受けて行われました。

この研究成果は、2012年6月6日のNature Communicationsに掲載されました。

また京都新聞(6月7日朝刊23面)、日刊工業新聞(6月7日21面)、日経産業新聞(6月7日11面)、及びYahooニュースに掲載されました。

京都大学 
http://pup.adm.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2012/120606_1.htm
京都大学化学研究所 
http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/a_topics/topics_120606.html

D. Chiba, M. Kawaguchi, S. Fukami, N. Ishiwata, K. Shimamura, K. Kobayashi & T. Ono, Electric-field control of magnetic domain-wall velocity in ultrathin cobalt with perpendicular magnetization, Nat. Commun., 3, 888 (2012).


●スピン起電力を実時間で観測しました

古典的な電磁気学では、磁場の時間的な変化が回路に起電力をもたらします。この起電力は磁場が電子の「電荷」に作用する古典的な力(ローレンツ力)を反映しています。一方、ミクロな世界を扱う量子力学を用いると、電子の磁気的な性質である「スピン」に作用する力の存在が示されます。この力はスピン起電力と呼ばれ、強磁性金属中のねじれた磁化構造が運動する時に発生することが知られています。しかしスピン起電力は磁化の運動の付随する複雑な効果であるため、平均化したシグナルの検出報告しかありませんでした。今回、我々の研究チームは磁気渦と呼ばれる特殊な磁化構造の運動を用いて、スピン起電力を局所的にかつリアルタイムで検出することに成功しました。本研究の一部は、科研費基盤研究(S)「新規スピンダイナミクスデバイスの研究」、特定領域研究「スピン流の創出と制御」によって支援されました。

この研究成果は、2012年5月22日のNature Communicationsに掲載されました。
また京都新聞(5月23日23面)、Yahooニュース等に取り上げられました。

京都大学 
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2012/120523_1.htm
京都大学化学研究所 
http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/a_topics/topics_120522.html
Yahooニュース 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120523-00000036-mycomj-sci
マイナビニュース 
http://news.mynavi.jp/news/2012/05/23/081/

K. Tanabe, D. Chiba, J. Ohe, S. Kasai, H. Kohno, S. E. Barnes, S. Maekawa, K. Kobayashi and T. Ono, Spin-motive force due to a gyrating magnetic vortex, Nat. Commun., 3, 845 (2012).


●室温付近の広い温度範囲で電圧による磁力のスイッチに成功!

Co超薄膜にゲート絶縁層を介して電圧を加えると磁石である状態と磁石で無い状態(層転移)をON, OFF出来ることを昨年当研究室で報告しました。今回、+2 Vから-2 Vの範囲の電圧をかけるだけで、相転移温度を室温を挟んでおよそ100度変えることに成功しました。前回報告した結果と比較して、制御電圧は1/5、制御温度は8倍程度まで広げることを達成しました。本研究の一部は、JST戦略的創造研究推進事業 個人型研究(さきがけ)、科研費若手研究(A)の支援を受けて行われました。

この成果は2012年3月19日付で米国科学誌「Applied Physics Letters」オンライン版に発表されました。
また、電波新聞(3月26日3面)に取り上げられました。

京都大学 
http://pup.adm.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2011/120320_1.htm
京都大学化学研究所 
http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/a_topics/topics_120319.html
Yahooニュース 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120322-00000052-mycomj-sci
マイナビニュース 
http://news.mynavi.jp/news/2012/03/22/115/

K. Shimamura, D. Chiba, S. Ono, S. Fukami, N. Ishiwata, M. Kawaguchi, K. Kobayashi, and T. Ono, Electrical control of Curie temperature in cobalt using an ionic liquid film, Appl. Phys. Lett., 100, 122402 (2012).


●小野輝男教授、第8回日本学術振興会賞を受賞

当研究室の小野輝男教授が、第8回日本学術振興会賞に選ばれました!おめでとうございます!
同賞は、優れた研究を進めている若手研究者を見いだし、早い段階から顕彰してその研究意欲を高め、独創的、先駆的な研究を支援することにより、
我が国の学術研究の水準を世界のトップレベルにおいて発展させることを目的に創設されたものです。

京都大学化学研究所 
http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/announce/2011/news_120210.html

●中野邦裕さん、京大化研大学院生研究発表会でオーラル大賞を受賞

当研究室のD3、中野邦裕さんが2012年2月25日に行われた京都大学化学研究所の大学院生研究発表会において、
オーラル大賞を受賞されました。おめでとうございます!

●千葉大地助教、第33回本多記念研究奨励賞を受賞

当研究室の千葉大地助教が、第33回本多記念研究奨励賞に選ばれました!おめでとうございます。
同賞は、理工学特に金属及びその周辺材料に関連する研究を行い、優れた研究成果または発明を行った者で、
将来の発展を期待できる若い研究者に贈られる賞です。

京都大学化学研究所 
http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/announce/2011/news_120210.html

●磁気的な波の電流による制御に成功しました

磁石などの磁性体には、電子スピンの変化が波のように遠くへ伝わって行く現象があり、これをスピン波と呼びます。私たちは金属強磁性体の超薄膜を微細加工した素子を用い、電流によってスピン波の伝搬特性を制御することに成功しました。スピン波は磁性体の内部を高速で伝搬するため、これを用いた新しいデバイスの開発が期待されており、今回の成果は高速磁気信号制御に新しい展開をもたらすと期待されます。本研究は、学術創成研究 「物質新機能開発戦略としての精密固体化学:機能複合相関新物質の探索と新機能の探求」および基盤研究(S)「新規スピンダイナミクスデバイスの研究」の助成を受けて行われました。

この成果は2012年1月5日付で米国科学誌「Physical Review Letters」に発表されました。

京都大学化学研究所 
http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/a_topics/topics_120105.html

Koji Sekiguchi, Keisuke Yamada, Soo-Man Seo, Kyung-Jin Lee, Daichi Chiba, Kensuke Kobayashi, and Teruo Ono, Time-domain measurements of current-induced spin wave dynamics, Phys. Rev. Lett, 108, 017203 (2012).



●小山知弘さん 京大化研学生研究賞を受賞!


2011年12月9日に京都大学化学研究所で行われた第111回化研研究発表会にて
当研究室のD3、小山知弘さんが京大化研学生研究賞を受賞されました。おめでとうございます!

 受賞業績「強磁性ナノ細線における磁壁の『内的ピンニング』の実験的観測」

京都大学化学研究所 
http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/announce/2011/news_111209.html






●室温で磁石の性質を電気的に消したり元に戻したりすることに成功しました

室温でコバルト超薄膜の磁石の性質を電圧でオンオフすることに成功しました。コバルトは鉄やニッケルと並んで代表的な磁石の一つであり、その性質が電気的に室温で制御できることは応用上大きな意義があると同時に、磁性を理解する上で重要な成果です。本研究は、JST戦略的創造研究推進事業 さきがけの助成を受けて行われました。

この成果は2011年10月2日付で英国科学誌「Nature Materials」オンライン版に発表されました。また、朝日新聞(2011年10月3日34面)毎日新聞(同日21面)日本経済新聞(同日11面)京都新聞(同日22面)に掲載されました。

京都大学 
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2011/111003_1.htm
京都大学化学研究所 
http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/a_topics/topics_111003.html
(独)科学技術振興機構(JST) 
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20111003-2/
Yahooニュース 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111003-00000005-mai-soci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111003-00000003-kyt-l26

D. Chiba, S. Fuikami, K. Shimamura, N. Ishiwata, K. Kobayashi, and T. Ono, Electrical control of ferromagnetic phase transition in cobalt at room temperature. Nat Mater. 2011 Oct 2. doi: 10.1038/nmat3130.



●近藤効果による電子散乱過程についての論文を発表しました

私たちは、半導体基板上に作製された人工原子を用いて近藤効果を人工的に制御し、高精度の電流揺らぎ測定によって、近藤状態による電子散乱過程を調べました。その結果、近藤状態が発達するにつれ、人工原子に一つの電子が打ち込まれると複数の電子が散乱されるという二粒子散乱過程が増大していく現象の観測に世界で初めて成功しました。本研究は、科研費、山田科学振興財団の助成を受けて行われました。

この成果は2011年4月26日付で米国科学誌「Physical Review Letters」オンライン版に発表されました。

京都大学化学研究所 
http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/a_topics/topics_110221.html

Yoshiaki Yamauchi, Koji Sekiguchi, Kensaku Chida, Tomonori Arakawa, Shuji Nakamura, Kensuke Kobayashi, Teruo Ono, Tatsuya Fujii, and Rui Sakano, Physical Review Letters, 106, 176601 (2011).



●磁壁の電流による移動の要因を解明しました

私たちは、コバルトとニッケルを積層した強磁性薄膜を40−300ナノメートルの幅の細線に加工し、細線中の磁壁を電流や磁場で駆動する実験を行いました。 磁壁が電流や磁場で動き出す閾値を、閾電流、閾磁場と定義します。閾磁場は細線エッジの凸凹や欠陥などの外因的な要因(外因性ピンニング)で決まります。私たちは、 閾電流が閾磁場とは無関係に(内的ピンニングによって)決まっていること、閾電流が外部磁場に依存しないこと、を明らかにしました。実用面では、高い外部擾乱耐性と安定動作 を兼ね備えた、低消費電力な素子の実現が期待され、不揮発性磁気メモリ開発に大きな進展をもたらすことが期待されます。本研究の一部は、新エネルギー・産業技術総合開発機 構(NEDO)「スピントロニクス不揮発性機能技術プロジェクト」によって支援されました。

この成果は2011年2月20日発行の英国科学誌「Nature Materials」に発表されました。

京都大学 
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2010/110221_1.htm

京都大学化学研究所 
http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/a_topics/topics_110221.html

T. Koyama, D. Chiba, K. Ueda, K. Kondou, H. Tanigawa, S. Fukami, T. Suzuki, N. Ohshima, N. Ishiwata, Y. Nakatani, K. Kobayashi, and T. Ono, Nature Materials, 10, 194 (2011).



●小林研介准教授 第3回湯川・朝永奨励賞を受賞

当研究室の小林研介准教授が第3回湯川・朝永奨励賞を受賞されました。
おめでとうございます!

同賞は、京都大学が湯川秀樹博士と朝永振一郎博士の生誕百年を機に、両博士の果敢な挑戦の精神を引き継ぎ、創造的・独創的な成果をあげている若手研究者を奨励し顕彰すべく創設された賞です。

 研究業績「半導体素子における量子効果および多体効果による電子伝導に関する実験的研究」

湯川・朝永奨励賞
http://www.kyoto-u.ac.jp/yt100/shoreisho_1.htm
京都大学
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2010/101222_1_2.htm
京都大学化学研究所
http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/announce/2010/news_101227.html




●中村秀司さん 京大化研学生研究賞を受賞!


2010年12月10日に京都大学化学研究所で行われた第110回化研研究発表会にて
当研究室のD3、中村秀司さんが京大化研学生研究賞を受賞されました。おめでとうございます!


 受賞業績「量子コヒーレントな伝導体における『ゆらぎの定理』の検証」










●中村秀司さん ICPS2010 Young Author Best Paper Award 受賞

当研究室のD3 中村秀司さんが国際学会 30th International Conference on the Physics of Semiconductor にて Young Author Best Paper Awardを受賞されました。
おめでとうございます!

 受賞論文「Nonequilibirium fluctuation relations in a quantum coherent conductor」

 ICPS2010については、こちら







●新庄輝也名誉教授が東レ科学技術賞を受賞されました

当研究室の前身である新庄研究室の新庄輝也教授(現京都大学名誉教授)が平成21年度東レ科学技術賞を受賞されました。
おめでとうございます!

この賞は、理学・工学・農学・薬学・医学(除・臨床医学)関係で、学術上の業績が顕著な方、学術上重要な発見をした方、重要な発明をしてその効果が大きい方、技術上重要な問題を解決して技術の進歩に大きく貢献した方などに授与される賞です。

 受賞業績「金属人工格子の創製とその機能性の研究」

東レ科学技術賞
http://www.toray.co.jp/tsf/kagaku/kag_005.html
http://www.toray.co.jp/tsf/kagaku/



●量子系における『揺らぎの定理』の検証実験について発表しました

私たちは、微小な半導体電子干渉計を通過する電流と、その電流に含まれ る揺らぎ成分を精密に解析することにより、量子系における「揺らぎの定理」 の実験的検証を行うことに世界で初めて成功しました。 このような研究は、 量子力学と統計力学の両方に関わる根源的な問題に実験的にアプローチしてい く端緒を与え、非平衡統計物理学の新しい展開を生み出すものと期待されます。本研究は、科研費、山田科学振興財団、SCAT、松尾学術振興財団の助成を受 けて行われました。

この成果は2010年2月26日発行の米国科学誌「Physical Review Letters」に発 表されました。

京都大学化学研究所 
http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/a_topics/topics_100302.html

S. Nakamura, Y. Yamauchi, M. Hashisaka, K. Chida, K. Kobayashi, T. Ono, R. Leturcq, K. Ensslin, K. Saito, Y. Utsumi, and A. C. Gossard, Phys. Rev. Lett., 104, 080602 (2010).





2009年11月30日 千葉大地助教 凝縮系科学賞を受賞

当研究室の千葉大地助教がが第4回凝縮系科学賞を 受賞しました。
おめでとうございます!

凝縮系科学賞は、凝縮系科学に従事する優れた若手研究者を奨励することを願い、 青山学院大学の秋光純教授と東京理科大学の福山秀敏教授より創設された賞です。

 受賞業績「強磁性半導体の電界効果に関する研究」

凝縮系化学賞 
http://prize.condmat.net/jushou.html

京都大学化学研究所 
http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/announce/2009/news_091129.html





2009年09月13日 小野輝男教授、小林研介准教授ら 日本磁気学会論文賞を受賞

当研究室の小野輝男教授、小林研介准教授らが第3回日本磁気学会論文賞を 受賞しました。
おめでとうございます!

この賞は、過去2年間に日本磁気学会誌あるいはTransactions of the Magnetics Society of Japanに発表された原著論文の中から、優秀な論文の著者に対して与えられる賞です。

 受賞論文「TMR効果を用いた磁気渦ダイナミックスの時間分解測定」

日本磁気学会
http://www.wdc-jp.com/msj/intro/award.html
京都大学化学研究所
http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp:80/announce/2009/news_090913.html



2009年09月11日 小野輝男教授、大阪科学賞を受賞


当研究室の小野輝男教授が第27回大阪科学賞を 受賞しました。
おめでとうございます!

同賞は、創造的科学技術の振興を図り、明日の人類社会に貢献することを目的に、大阪市、財団法人大阪科学技術センターとともにライフサイエンスをはじめとする様々な分野の科学技術の研究・開発に貢献した優れた若手研究者に贈られる賞です。

 受賞業績「電流による磁化制御に関する先駆的研究」

大阪科学賞
http://www.ostec.or.jp/pln/pri/kagaku/frame.html
京都大学化学研究所
http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp:80/announce/2009/news_090911.html



2009年10月12日 集合写真を更新しました。
また、先日行われた16th EDISON物理学会の様子を"Photo"に掲載しました。

    Photoは こちら

(なお、ここには不特定の方の写真が掲載されております。写真をインターネット上にアップされるのをご不快に思われる被写体の方はどうぞご連絡ください。)






2009年08月19日 国際会議ICMFSおよびICMに参加した様子を更新しました。

ドイツ・ベルリンにて行われたICMFS、およびドイツ・カールスルーエにて行われたICMに参加しました。
その様子を様子を"Photo"に掲載しました。

    Photoは こちら










2009年04月19日 外山さん、小野研秘書ご卒業



私たちの研究室の秘書さんを6年間務めてくださいました外山さんが、この度ご卒業されることになりました。
本当にお世話になりました!これからもお元気でがんばってください!

    Photoは こちら








2009年04月14日 集合写真を更新しました。
また、先日行われた物理学会の様子を"Photo"に掲載しました。

    Photoは こちら

(なお、ここには不特定の方の写真が掲載されております。写真をインターネット上にアップされるのをご不快に思われる被写体の方はどうぞご連絡ください。)






2009年03月28日 小林研介准教授、物理学会若手奨励賞を受賞

当研究室の小林准教授が第3回(2009年)日本物理学会若手奨励賞を 受賞しました。
おめでとうございます!

同賞は、日本物理学会が将来の物理学を担う優秀な若手研究者の研究を奨励し、学会をより活性化するために2007年に新しく設けた賞です。

 受賞業績「半導体メゾスコピック系における電子のコヒーレンスと多体効果の制御に関する研究」

2009年 日本物理学会若手奨励賞受賞者
http://div.jps.or.jp/wakate2009.htm
京都大学化学研究所
http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/announce/2008/news_090328.html



●シリコンの巨大な磁気抵抗効果を発見しました


右図・・・シリコンにおける電気伝導の様子とその磁場依存性

磁気抵抗効果とは物質の電気抵抗が磁場中で変化する現象のことです。その研 究は100年以上もの長い歴史を持つだけでなく、ハードディスクの読み取り装置や磁気センサーなど、現代の高度情報化社会を支える基幹技術に直結しているため、工学的にも極めて重要です。例えば、金属人工格子における巨大磁気抵抗効果の発見(1988年)はハードディスクの革新的な向上に貢献し、2007年 のノーベル物理学賞に輝いています。しかしながら、シリコンに代表されるような通常の半導体において磁気抵抗効果がほとんど起きないことは、古くからの常識でした。

私たちは、シリコンに強い電場を印加した時に生じる空間電荷効果に注目しました。空間電荷効果とは、半導体のような自由に動ける電子が少ない物質に大量の電子が注入された場合、内部に一様でない電場が生じ、電子が互いにクー ロン斥力を及ぼしあって伝導するようになる現象のことを指します。私たちは、このような状況下においては、シリコンの電気抵抗が磁場によって大きく増大することを発見しました。

今回の成果は、半導体の主役であるシリコンに注目すべき新機能が付与された ものと言え、実用面においても大きなインパクトが期待されます。

本研究成果は、2009年2月26日付「Nature」に掲載されました。
朝日新聞(2月26日 夕刊 9面)、京都新聞(2月26日 29面)および日刊工業新 聞(2月26日 27面)に掲載されました。 共同通信、時事通信の記事としても 配信されました。

Yahoo! ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090226-00000022-jij-soci
京都大学
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2008/090226_1.htm
京都大学化学研究所
http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/a_topics/topics_090226.html

M. P. Delmo, S. Yamamoto, S. Kasai, T. Ono, and K. Kobayashi, Nature, 457, 1112 (2009).

本研究は、科研費、「化研らしい融合的・開拓的研究」、京都大学グローバル COEプログラム「物質科学の新基盤構築と次世代育成国際拠点」、旭硝子財団、 住友財団の助成を受けて行われました。




2008年11月27日 小野輝男教授、日本IBM科学賞を受賞

当研究室の小野教授が第22回「日本IBM科学賞」を受賞されました。
おめでとうございます!

 研究題目「スピン分極電流を用いた磁化制御に関する研究」

日本IBM社のプレスリリース
http://www-06.ibm.com/jp/press/2008/11/1201.html
http://www-06.ibm.com/jp/company/society/science/ichiran.shtml

マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/11/12/038/

京都大学化学研究所
http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/announce/2008/news_081126.html

そこで、サー・マーティン・ウッド賞受賞とあわせてお祝い蟹パーティーを行いました。
・・・小野さんごちそうさまでした!

    当日の様子は こちら




2008年11月19日 小野輝男教授、サー・マーティン・ウッド賞を受賞

当研究室の小野教授がミレニアムサイエンスフォーラム(会長・三浦登東京大名 誉教授)のサー・マーティン・ウッド賞の第十回受賞者となりました。
11月12日には東京都内の英国大使館で授賞式が行われました。
おめでとうございます!

 受賞理由「電流によるナノ磁性体の磁化制御」

ミレニアムサイエンスフォーラム
http://www.msforum.jp/
駐日英国大使館公式サイト
http://ukinjapan.fco.gov.uk/ja/newsroom/?view=News&id=9272090
UK-Japan EVENT PICKUP
http://www.ukjapan2008.jp/event-pickup/081126j.html
中日新聞の受賞紹介記事
http://www.chunichi.co.jp/article/technology/science/CK2008111802000166.html






●磁場による磁壁移動の特異な振舞いを発見しました。


右図・・・強磁性細線中の磁壁構造シミュレーションと磁壁移動確率の外部磁場依存性

通常、強磁性細線中の磁壁は、外部磁場が大きいほど動きやすくなります。しかし、外部磁場によって磁壁が内部構造の変化を伴いながら移動をする際(=Walker breakdown現象)、一旦動き出した磁壁が確率的に途中で停止するという新しい現象を発見することに成功しました。
この結果は、磁壁の内部構造が変化するときのピニング−動的ピニング−が磁壁を使ったスピントロニクスデバイスの操作に重要な役割を担うことを示唆しています。

H. Tanigawa, T. Koyama, M. Bartkowiak, S. Kasai, K. Kobayashi, Y. Nakatani, and T. Ono, Phys. Rev. Lett., 101, 207203 (2008).





2008年09月30日 集合写真を更新しました。
また、先日行われた物理学会の様子を"Photo"に掲載しました。

    Photoは こちら

(なお、ここには不特定の方の写真が掲載されております。写真をインターネット上にアップされるのをご不快に思われる被写体の方はどうぞご連絡ください。)






2008年08月05日 橋坂昌幸さん、IUPAP Young Author Best Paper Awardを受賞

当研究室のD3、橋坂昌幸さんが国際学会ICPS2008において IUPAP Young Author Best Paper Award を受賞されました!おめでとうございます!

http://www.icps2008.org/prizes.html
 プリントスクリーン版はこちら




    当日の様子は こちら








2008年04月19日 小野 輝男教授、船井情報科学振興財団振興賞を受賞

当研究室の小野輝男教授が船井振興学術賞を受賞されました!おめでとうございます!

http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/announce/2008/news_080419.html

そこで、それをお祝いする「ちゃんこ」パーティーを6/11行いました・・・がまたしても小野さんのおごりでした。
小野さんごちそうさまでした!

    当日の様子は こちら






2008年04月07日 集合写真を更新しました。
また、先日行われた追いコン等の様子を"Photo"に掲載しました。

    Photoは こちら

(なお、ここには不特定の方の写真が掲載されております。写真をインターネット上にアップされるのをご不快に思われる被写体の方はどうぞご連絡ください。)






2008年2月 今月のMERDJは、那須先生の表紙が目印!

2008年2月号の国際誌Mossbauer Effect Refference and Data Jounalに、当研究室の特別スタッフである那須三郎先生(大阪大学名誉教授)のこれまでの研究成果に関するニュースレターが掲載されました。
当研究室の前身である新庄研の教授 新庄輝也先生とのテニスサークルでの出会いなど、研究成果以外にも興味深い内容が満載です!
ぜひ一度お読みください。(小野研究室にて保管しています。)












2007年10月20日 京大宇治キャンパス公開2007に参加しました。
約160名の方にご来場いただきました。どうもありがとうございました!!


    その様子は こちら

(なお、ここにはご来場いただいた不特定の方の写真が掲載されております。写真をインターネット上にアップされるのをご不快に思われる被写体の方がいらっしゃいましたら、どうぞご連絡ください。)











2007年09月12日 日本応用磁気学会 論文賞・優秀研究賞受賞

当研究グループの森本泰正さん、玉田芳紀さん(博士課程1年)、山本真平 特別教育研究助教、高野幹夫特任教授、小野輝男教授が、日本応用磁気学会論文賞を受賞しました。
同賞は、過去2年間に日本磁気学会誌あるいはTransactions of the Magnetics Society of Japanに発表された原著論文の中から、優秀な論文の著者に与えられるものです。おめでとうございます!

 論文名「SiO2ナノリアクター法により合成されたL10-FePtナノ微粒子の構造および磁気特性の詳細な評価」

また、小野輝男教授は同時に日本応用磁気学会優秀研究賞を受賞しました。
この賞は、磁気の学理および応用に関する一連の研究を通して本学会の発展に貢献があった者に与えられます。

 研究題目「電流駆動による磁壁移動ダイナミックスの研究」




2007年05月20日 玉田芳紀さん、ISAMMA Best Poster Awardを受賞

当研究室のD1、玉田芳紀さんが国際学会ISAMMAにおいて Best Poster Award を受賞されました!
おめでとうございます!

http://www.isamma2007.net/


    当日の様子は こちら









2007年04月27日 小野輝男教授、市村学術賞 貢献賞を受賞

当研究室の小野輝男教授が市村学術賞を受賞されました!おめでとうございます!

http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/a_topics/topics_070427.html

そこで、それをお祝いする焼肉パーティーを行いました・・・が小野さんのおごりでした。
小野さんごちそうさまでした!

    当日の様子は こちら








●磁気コア方向の電流による反転に成功しました。


右図(上)・・・交流電流印加による磁気コア(ボルテックスコア)反転シュミレーション

微小な強磁性円板(磁性ナノドット)は、磁気渦構造と呼ばれる磁区構造を持ちます。
私たちは、磁性ナノドットの中心に現れる磁気コアの向きを、電流を用いて反転させる技術を開発しました。
磁気コアの向きは、TMR素子を用いて読み出すことができますので、この技術を用いることにより磁性ナノドットを用いたMRAMなどのデバイス 開発が可能になると期待されます。

予想されるデバイスのイメージを右図(下)に示します。

この成果は2007年3月19日にNature Materials電子版に掲載されました。
また、磁性ナノドットデバイスのイメージが同誌4月号の表紙を飾りました。
本研究に関しては、同誌"News and Views"に解説記事が掲載されていますのであわせてご覧下さい。

Russell P. Cowburn, "Spintronics: Change of direction"
Nature Materials 6, 255 - 256 (2007)
http://www.nature.com/nmat/index.html

また、京都新聞(3月19日 30面)、日本経済新聞(3月19日 23面)、日刊工業新聞(3月19日 18面)、
及びNanotechweb(http://nanotechweb.org/)に速報が掲載されました。

関連リンク
「磁気コアの向きを電流で反転させる技術を開発(京都大学HP)」
http://www.kyoto-u.ac.jp/notice/05_news/documents/070319_1.htm

K. Yamada, S. Kasai, Y. Nakatani, K. Kobayashi, H. Kohno, A. Thiaville, and T. Ono, Nature Materials, 6, 269 (2007).







2006年12月16日、小野研究室の
 院生 谷川博信さん、秘書 寛子さんがご結婚されました ♥


当研究室の谷川博信さんと、秘書の外山寛子さんがご結婚されました。
     ♥♥ これからもずっと仲良く、幸せでいてくださいね ♥♥

    当日の様子は 














第106回化研研究発表会にて、
 小野研究室 助手 葛西伸哉さん、院生 姫野敦史さん、
  化学研究所奨励賞をダブル受賞! 2006.12.15


2006年12月15日に京都大学化学研究所で行われた第106回化研研究発表会にて
当研究室の助手の葛西伸哉さん(右から2番目)が京大化研奨励賞を、さらに、
院生の姫野敦史さん(一番右)が京大化研学生研究賞を受賞しました。

    当日の様子は こちら









●磁気渦の共鳴励起に成功しました。


右図・・・交流電流印加後のボルテックスコア変移シュミレーション

微小な強磁性円板は、磁気渦構造と呼ばれる特徴的な磁区構造を持ちます。
この磁気渦構造の中心には、磁化が垂直に吹き出した核(core)と呼ばれる部分が存在します。
私たちは、円板に特定の周波数を持った交流電流を印加することによって、coreを円盤内で回転させることに成功しました。
このように強磁性体の磁化を電流によって制御することは、ナノスピントロニクスデバイスを実現する上で重要な鍵となる技術です。

S. Kasai, Y. Nakatani, K. Kobayashi, H. Kohno, and T. Ono, Phys. Rev. Lett., 97, 107204 (2006).







●世界最小の磁石の作製に成功しました。


右図・・・鉄とプラチナからなる直径6 nmの微粒子の電子顕微鏡像

鉄とプラチナからなる規則合金(L10合金)でできた直径6 nmの微小な磁石の作製に成功しました。
この技術は、パソコンなどのハードディスクドライブの大容量化に応用できると期待されています。

S. Yamamoto, Y. Morimoto, T. Ono, and M. Takano, Appl. Phys. Lett., 87, 32503 (2005).


朝日新聞 2005年7月26日に掲載されました。







●磁壁の電流駆動現象を実空間で観察することに成功しました。


右図・・・強磁性体細線中の磁壁(DW)を直流電流で動かした様子を磁気力顕微鏡(MFM)で直接観察した写真

このような磁壁の電流駆動現象を利用した不揮発磁気メモリー(MRAM)の研究が現在、世界中で盛んに行われています。

A. Yamaguchi, T. Ono, S. Nasu, K. Miyake, K. Mibu, and T. Shinjo, Phys. Rev. Lett., 92, 077205 (2004).


読売新聞 2004年2月11日に掲載されました。