装置のご紹介
- FT-IR

振動分光法で界面・表面を解析する当研究室の主力装置のひとつです.見かけ以上に,これ一台で多くのことがこなせる,当研究室の蓄積が詰まった一台です.
FT-IRは,今や多くの研究室で見かける装置ですが,光学装置を拡張することで,解析の対象を大きく広げることができます.当研究室では,主としてつぎのようなラインナップで自由な拡張性を確保しています.
光源:
1. 中赤外用: シリコンカーバイド製Gbolar光源(空冷式)
2. 近赤外用: 広域白色光源
検出器;
1. 昇電型のDTGS
2. 半導体型のMCT検出器
3. 近赤外領域を得意とするPbSe検出器(自動切り替え可能)
ビームスプリッター:
1. KBr: 中赤外用
2. CaF2: 近赤外用 (手動切り替え)
いずれも,薄膜測定時にフリンジが出ないよう,研究室で慎重に選び抜いたものを採用しています.
アクセサリー(主なもの):
1. 反射装置: 反射吸収(RA)法および外部反射(ER)法を自由な入射角と偏光子の組み合わせで実施できます.
2. MAIRS自動測定装置: 本研究室で開発した多角入射分解分光(MAIRS)法を自動で実施できるハードウェアとソフトウェアです.
3. ATR測定装置: 一回反射型のATR光学系です.非常に簡便にバルクの固体および液体試料のスペクトルを得ることができます.
4. The Seagull: Harrick社製の代表的な光学系で,拡散反射を含む広範囲の反射測定にに対応しています.特に,液体の温度可変フローATR測定などに適用できる点が特徴です.
5. 温度可変型液体セル: 液体薄膜セルと組み合わせて,液体のバルクの性質をその場解析できます.
この窒素ガス発生器も,FT-IRを支える大切な装置です.24時間,ほぼ365日フル稼働で分光器の中を常に乾燥させています.ビームスプリッターも窓もこれで大丈夫!
もう一台のFT-IRも外部光学系つきです.将来,VCDなどに拡張するときにも使う予定です.
- 偏光変調赤外反射分光装置
水面上の単分子膜(Langmuir(L)膜)を,そのままの状態でスペクトル測定できます.この測定には,バンドパスフィルターを組み込むことが必要で,当研究室では2700-3500 cm-1および1200-1900 cm-1に波数窓をもつフィルターを用意し,ソフトウェアで自由に切り替えて測定できるようにしています(世界的にも珍しいはず…).意外と細かいところにノウハウが詰まっています.
最近では,XAFS測定とのオペランド解析にも利用し,L膜特有のゆらぎのある構造の解析を進めています.
- ラマン分光器
以下,追って掲載します(しばらくお待ちください!)
- Brewster角顕微鏡
- Langmuir-Blodgett膜作製装置








