京都大学 化学研究所 附属 先端ビームナノ科学センター 原子分子構造研究領域

鉄硫黄クラスター形成酵素の反応機構解明


大腸菌由来CsdBタンパク質
(化学研究所 江崎研究室との共同研究)


大腸菌由来CsdBタンパク質の二量体分子構造
Ball-and-Stick表示は、ピリドキサールリン酸(PLP)を表している


CsdBタンパク質の活性部位
*は別のサブユニットの残基を示している。
結晶化溶液成分の酢酸分子(青色)が結合している。


類縁酵素間で相同性の低い領域
青系統と赤系統はそれぞれ別のサブユニットを示している。
濃い色で表示した領域は類縁酵素間でアミノ酸配列の相同性が低い領域を示しており、各酵素に固有の基質特異性や機能発現に関係していると推察される。特にCys364残基の周辺部構造が本酵素の特徴であることがわかる。



<関連公表論文>


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