システムの紹介 各種手続き 使い方と注意事項 アプリケーション一覧 講習会情報 FAQ

Molpro

機能概要

Molproは、Werner教授(ドイツStuttgart大学)と Knowles教授(イギリスCardiff大学)を中心に開発された非経験的分子軌道計算ソフトウェアで、 電子相関の精確かつ効率的な取り扱いに特長があります。 Molproは、配置間相互作用法、クラスタ展開法、多配置SCF法、多配置参照摂動法など電子相関の取り扱いに 関する様々な計算機能を搭載しています。

利用方法

利用範囲

宇治キャンパスユーザ
非商用のための研究用途に限られます。

利用キュー

APG以外

環境設定

バージョンソケット版
2023.2.0module load molpro/2023.2/sockets
2024.2.0module load molpro/2024.2/sockets

実行方法

% module load molpro/2024.2/sockets
% molpro -n threads < input > output

バッチスクリプトでの実行例

以下、バッチスクリプトのサンプルを示します。 斜体字部分を書き換えてください。また、実行CPU数の指定は赤字部分になります。

#!/bin/csh
#PBS -q APC
#PBS -N title
#PBS -l select=1:ncpus=8

source /etc/profile.d/modules.csh
module load molpro/2024.2/sockets

cd $PBS_O_WORKDIR
molpro -n 8 h2s_diab2.com  > molpro.out

この例では、入力ファイル h2s_diab2.com 、計算結果ファイル molpro.out としています。 また、実行CPU数は 8 と指定しています。

マニュアル

関連サイト

Molpro