サイトライセンス
スパコンシステムでは、GaussianおよびGaussViewに対してサイトライセンスを保持しています。
サイトライセンスとは、ある決められた地域内の同一組織であれば、台数の制限なく
無償でインストールが可能なライセンスです。
ここでの”ある決められた地域内の同一組織”とは、
宇治キャンパス内の全研究領域・研究室が対象となります。
必ずしもスパコンシステムのユーザである必要はありません。
宇治キャンパスのユーザについては、どなたにも以下のソフトウェアをお貸しし、ご自身あるいは研究室の
コンピュータに自由にインストールしてご利用することができます。
サイトライセンスを保有しているGaussianおよびGaussViewのバージョンなどの詳細は以下の通りです。
Gaussian16/GaussView6
Windows
- Gaussian 16W Rev.C01 マルチプロセッサ版 32bit/64bit
- Gaussian 16W Rev.B01 マルチプロセッサ版 32bit/64bit
- Gaussian 16W Rev.A03 マルチプロセッサ版 32bit/64bit
- GaussView6.1.1 Windows 32bit/64bit
- GaussView6.0.16 Windows 32bit/64bit
Mac OS
- Gaussian 16 Rev.C02 M1/M2
- Gaussian 16 Rev.C01 64bit IntelMac
- Gaussian 16 Rev.B01 64bit IntelMac
- Gaussian 16 Rev.A03 64bit IntelMac
- GaussView6.1.1 IntelMac OS X 64bit
- GaussView6.0.16 IntelMac OS X 64bit
UNIX
- Gaussian16 Rev.C02 ソースコード版
- Gaussian16 Rev.C02 64bit AVX2-enabled CPUs
- Gaussian16 Rev.C01 ソースコード版
- Gaussian16 Rev.C01 64bit AVX-enabled CPUs/AVX2-enabled CPUs/legacy/SSE4.2
- Gaussian16 Rev.B01 ソースコード版
- Gaussian16 Rev.B01 64bit AVX-enabled CPUs/AVX2-enabled CPUs
- Gaussian16 Rev.A03 ソースコード版
- Gaussian16 Rev.A03 64bit AVX-enabled CPUs/AVX2-enabled CPUs
- GaussView6.1.1 64bit
- GaussView6.0.16 64bit
Gaussian09/GaussView5
Windows
- Gaussian 09W Rev.A02 マルチプロセッサ版
- Gaussian 09W ユーティリティ
- GaussView5 Windows版
Mac OS
- Gaussian 09M Rev.C01/B01/A02 32bit/64bit
- GaussView5 IntelMac版
UNIX
- Gaussian09 Rev.E01/D01/C01/A02 ソースコード版
- Gaussian09 Rev.C01/B02/A02 64bit
- GaussView5 64bit
申し込み方法
氏名・所属・貸出希望メディア(Windows版/Mac版/UNIX版)・送付先 について
スーパーコンピュータシステムまでご連絡ください。
Gaussian/GaussViewをダウンロードするための情報をお知らせいたします。
インストール手順
手順書:
Technical Support (Gaussian Inc.)
詳しくは上記Webサイトの Installation Instruction を参照してください。
MacOSの場合
比較的問い合わせが多いMacOSの場合のインストール手順を以下に示します。詳しくは、上記手順書を参照ください。
GaussianおよびGaussViewを実行させるには、いくつかの環境変数を設定することが必要です。
具体的には、g16root, GAUSS_SCRDIR, GV_DIR です。これらの環境変数は、.login や .bash_profile のファイルにて設定します。
- まず、GaussianおよびGaussViewのインストールメディアをDVDドライブに挿入して、必要なファイルをパソコンへコピーしてダブルクリックして解凍してください。
例えば、Gaussianであれば、G16A03IntelMAC_64bitフォルダの中にある tar フォルダ内の M64-108X.tbz をパソコンへコピーしてダブルクリックして、解凍します。
GaussView であれば、GV6M_64bitフォルダの中にある tar フォルダ内の gv-6016-MacOSX_x86_64.tbz をパソコンへコピーしてダブルクリックして、解凍します。
- Gaussianが解凍されるとg16フォルダができます。これを、Applications フォルダ内に移動します。
- GaussViewが解凍されるとgvフォルダができます。これを、Applications フォルダ内に移動します。
- Terminal ウィンドウを起動して、設定ファイルを新規作成もしくはすでにファイルがある場合には、設定を追加します。
通常、Terminalウィンドウは、Applications/ユーティリティ フォルダにあります。
- 次に環境変数の設定を行いますが、ユーザが利用するシェルによって設定するべきファイルが異なります。
そのため、以下のコマンドを実行して、自分がどのシェルを利用しているのかを確認します。
$ echo $SHELL
(注意:最初の $ はシェルプロンプトと呼ばれるもので、入力する必要はありません。
また、これは環境によってやや異なるため、$ ではない別の表示になっているかもしれません。)
- echo コマンドの実行結果が、tcsh もしくは csh の場合には、.login ファイルに以下の内容を記載してください。
なお、/dir はスクラッチファイルの保存場所なので、自分自身の環境に合うように適宜修正してください。
% setenv g16root /Applications
% source $g16root/g16/bsd/g16.login
% setenv GAUSS_SCRDIR /dir
% setenv GV_DIR /Applications/gv
- echo コマンドの実行結果が、bash の場合には、.bash_profile ファイルに以下の内容を記載してください。
なお、/dir はスクラッチファイルの保存場所なので、自分自身の環境に合うように適宜修正してください。
% export g16root=/Applications
% . $g16root/g16/bsd/g16.profile
% export GAUSS_SCRDIR=/div
% export GV_DIR=/Applications/gv
利用上の注意点
■GaussView
Windows版あるいはMac版のGaussViewをPC端末へインストールされた場合、
そのGaussViewから直接計算サーバへのジョブ投入はできません。
その場合、入力ファイルをPC端末にインストールしたGaussViewで作成後、その入力ファイルをログインノードへ転送し、計算を実行。
そして、その計算結果ファイル(Logファイルやチェックポイントファイル)を再びPC端末に転送して、GaussViewにて計算結果を確認する、といった手順が必要になります。
関連サイト
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