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当研究室では、学生や研究員がスタッフと一緒になって、生物の形態形成に関わる遺伝子発現制御機構の分子メカニズムを解明しています。学生ひとり一人が独立した研究テーマをもち、自由な発想力と積極的な研究姿勢に基づく、アクティブな研究環境を特徴としています。
これまで、所属学生は全員、本学以外の大学または大学院から受験してメンバーに加わっています。緩急をつけた効率的な研究生活を通じて、生物の新しい「分子メカニズム」の解明を是非とも一緒に目指しませんか?具体的な研究内容や研究環境、研究室の雰囲気について質問がある方は、気軽にスタッフか研究室の学生までお問い合わせ下さい。研究室見学、進学相談は、随時受けつけています。

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柘植知彦
tsuge<at>scl.kyoto-u.ac.jp

メンバーからの手紙

メンバーからの手紙

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01

「自分だけの視点で科学する」 准教授 柘植 知彦

研究に携わって最初に驚いたことは、想像していたよりもはるかに多くのことが、自然界について解っていないということ。この未知の世界を一つ一つ読み解けた瞬間の興奮と快感はなにものにも代え難い経験です。他人が思いつかない考え方や見方を大切にしています。ぜひこの経験を一緒にしてみませんか?やる意気のある人、熱心な人を歓迎します。

02

「植物の細胞形態形成を研究しています」 助教 加藤 真理子

植物細胞の形態形成に関わるメカニズムを解明するため、シロイヌナズナを用いた遺伝学的アプローチと共焦点レーザー顕微鏡による観察を中心に研究を進めています。興味がある人は一緒に研究をしませんか。

03

“Strengthening Skills and Collaboration” Ph.D. course graduate student Cyrose Suzie SILVOSA-MILLADO

With a background in biology and plant science research in the Philippines, learning molecular biology and advance microscopy techniques from the MolBio Lab has strengthened my research skills. The research experience of my mentors, and resource availability in the laboratory has further helped me progress in my PhD study on plant adaptation to environmental changes.

04

“Fascinated by plant morphogenesis” Ph.D. course graduate student Shahrzad HAGHIR

I am originally from Iran. I am fascinated by plant morphogenesis, particularly the regulatory pathways that assist plants in this process. In my Ph.D. project, I worked on cell biogenesis during root hair development. When I am not in the lab, I enjoy watching anime, listening to audio books, and riding a bicycle. Being part of the Molecular Biology Lab provided me with a valuable opportunity to deepen my understanding of plant biology and gain insights about myself.

05

「一からすべて自分で」 亘 真智子

この研究室では研究や実験を分業しないため、植物の育て方・実験道具の準備から研究発表まで一からすべて自分で整えるスキルが身につきます。私は実験での道具や薬品の扱い方、さらに発表資料作成での専門用語の使い方等もとても細やかな指導を受けました。些細な事であっても先生が直接教えてくれて、とてもいい環境です。

06

「憧れた遺伝学」 卒業生の在学時体験記から

学部生の頃、遺伝学に興味を持ちました。しかし、配属された研究室が生理学教室で(もちろん興味深い研究はできましたが)、遺伝学への興味はますます強くなりました。当研究室は植物分子遺伝学、植物生理学が専門です。学部時代の知識も活かしつつ、毎日花々に囲まれて遺伝学を楽しく学んでいます。

07

「少人数体制と手厚いフォロー」 卒業生の在学時体験記から

私がこのラボを志望したのは、学生1人当たりのスペースが十分にあり、1人の先生に学生が2~3人つくという体制なので、充実した研究室生活を送れるだろうと考えたからです。受験にあたり、先生や先輩方にアドバイスを手厚くしていただき、とても励みになりました。ラボに入って2年が過ぎましたが、宇治キャンパスは静かで、研究に集中できる環境なので、充実した日々を送っています。

08

「自分の専門と少し異なる分野の受験」 卒業生の在学時体験記から

私は受験勉強について。私は大学院受験にあたり、大学時代の専門と少し違う分野を勉強しなくてはならなかったので、受験勉強は教科書(Essential細胞生物学)を購入するところから始まりました。朝から晩まで、ひたすら教科書を読みこんで、頭に叩き込むこと約3週間、なんとか試験に合格し、このラボに来ることができました。現在は、毎日楽しく過ごしています。

09

「博士後期課程の編入試験」 卒業生の在学時体験記から

博士後期課程の筆記試験は修士課程の試験と違い、英語のみです。問題は難しい訳ではないのですが、時間がかなり短く設定されています。辞書持ち込み可ですが、辞書は最後の手段くらいの認識でいることをお勧めします。近年、英語は外部委託試験の導入も進み、最新の募集要項を熟読するといいと思います。また、修士研究のプレゼンテーションは厳しい質問や予想外の質問も来ました。博士研究立案については事前に研究室訪問で相談するのもよいと思います。

01 入試説明会について

当研究室への入学を希望する学生は、京都大学大学院理学研究科生物科学専攻の入試を受験することになります。

4月上旬 入試説明会

理学研究科生物科学専攻 大学院入試説明会(吉田キャンパス)

入学までのスケジュール(修士課程)

7月初旬 願書受付
8月初旬 英語・一般基礎科目筆記
8月初旬 専門科目筆記・口頭試問
8月中旬 合格発表

入学までのスケジュール(博士後期課程)

12月中旬 願書配布
1月中旬(3日間) 願書受付
2月中旬 英語・修論発表・口頭試問
3月初旬 合格発表

02 当研究室について

指導環境

教員1名に対し大学院生は平均2〜3名。アットホームな研究環境です。

ロケーション

宇治キャンパス構内にあります。拡散情報解析棟の1階部分を占有し、十分な研究スペースを確保しています。研究室についてはラボツアーのページをご覧ください。

大学院生の出身校

兵庫県立大、熊本大、奈良女子大学、神戸大、大阪市大、京都工繊大、筑波大、東京農大、東京理科大、東京農工大、横浜国立大、埼玉大、大阪府立大、奈良先端大、愛媛大など。

卒業後の進路

マルホ株式会社、タキイ種苗株式会社、シンガポール国立大学博士研究員、TransGen Biotech Co.、株式会社福寿園、ハミルトン・カンパニー・ジャパン株式会社、ネスレ日本株式会社、オリンパス株式会社、キリンホールディングス株式会社、奈良先端科学技術大学院大学、株式会社大和農園、東ソー株式会社、コスモ・バイオ株式会社、協和発酵バイオ、国内外の研究機関など。

共同研究

理化学研究所、東京大、名古屋大、龍谷大、奈良先端大、山口大、京都薬科大、お茶の水女子大、早稲田大、Yale University 、Peking University、University of Rome "La Sapienza”、CNR-IBBA、CNB-CSIC、Adam Mickiewicz University、Bielefeld University、University of Cambridge、Georg-August-Universität Göttingen、Dong-A University、University of Amsterdam、Rockefeller niversity、他と共同研究を展開しています。

歴史

1981年に日本初の核酸情報解析施設が設置され、当研究室は日本国内のDNA情報の解析や組換えDNA実験の推進に貢献してきました。