京都大学化学研究所元素分析室

 元素分析の申込方法

所定の「元素分析依頼申込書」に必要事項をご記入のうえ、サンプルと共に元素分析室までお持ちください。
CHN分析・酸素分析・イオウ/ハロゲン分析は、別々の装置で分析しますので、それぞれにサンプルが必要です。

  注意!! 学外の方は、「大学連携研究設備ネットワーク」システムによる申込のみ受付可能です。


 元素分析依頼申込書

>>> "元素分析依頼申込書" >>> "元素分析依頼申込書(英語版)"

   1サンプルにつき、1枚の申込書に記入してください。

 留意事項

  • サンプルについてできる限り詳しい情報を提供してください。
  • 分析を依頼する前には、融点測定、NMRやX線解析などで不純物や溶媒が無いことをよく確認し、充分な乾燥を行ってください。
  • 1回の分析に必要な最少サンプル量は、1mg (通常は1.5~2.0mg)です。
    それ以下の量での分析は、通常よりも測定誤差が大きくなります。
  • 不安定なサンプルは前もって分析予約をしてください。
    予約なしで持ち込まれた場合、すぐに分析できるとは限りません。

 よくある質問

Qサンプルはどのような容器で、どれくらいの量を提出すればよろしいでしょうか?
A個体サンプルはミクロスパーテルで、液体サンプルは15mmガラスキャピラリーでサンプリングしますので、高さ40~50mm程度のバイアル瓶またはミクロチューブに入れてください。
1回の測定には1.5~2mgサンプルが必要ですので、5mg以上(可能ならば10mg以上)のサンプルを提出してください。
Q金属含有化合物の分析は可能でしょうか?
Aまず、どのような金属が含まれているかを申し出てください。不純物として含まれている可能性がある場合も必ずお申し出ください。
金属含有物でも、対策をとれば分析できる場合がありますので、金属含有の可能性があるときは必ずお申し出ください。
Q測定誤差はどれくらいでしょうか?
A通常分析では、±0.3% となります。
極端にサンプル量が少ない場合は、その保証の限りではありません。
Q理論含有率が不明なサンプルの分析は可能でしょうか?
A可能です。
どのような元素が含まれているか(含まれている可能性があるか)が、わかれば大丈夫です。
Q不安定なサンプルの分析は可能でしょうか?
A可能です。
簡易グローブボックス(アルゴン雰囲気)を設置していますので、その中でアルミカプセルにサンプルを封入することができます。
または、研究室のグローブボックスでサンプリングしていただけるように、サンプル容器とシーラーを貸し出すこともできます。
前もって方法を検討しますので、お問い合わせください。

依頼ひょう量の申込方法

サンプルを精密ひょう量したい方は、
サンプルによって対応が異なりますので、詳しくは、電話または直接お問い合わせください。



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