以前はVPN接続ができていたのに、突然VPN接続ができなくなった場合、まずは再起動にて状況が改善するかどうかご確認ください。
あるいは、使用するWebブラウザ等を変更し状況が変わるかどうかご確認ください。
もし、再起動やWebブラウザを変更してもやはりVPN接続ができない場合には、VPN設定のためのコンポーネントが破損した可能性があります。
その場合、以下の手順(Windowsの場合)を参考にVPN接続のためのコンポーネントを削除して、改めてブラウザにて接続し、指示された手順にしたがってVPN接続をお試しください。
Step 1
Webブラウザをすべて終了します。
Step 2
BIG-IP Edge Components Troubleshooting (f5wininfo.exe) をダウンロードします。
認証画面が表示された場合、スパコンシステムのユーザIDとパスワードを入力してください。
Step 3
ダウンロードした f5wininfo.exe をダブルクリックして起動します。
Step 4
左側メニューの Application Tunnnels をクリックします。
Step 5
この例では一部 not installed となっていますが、本来であればすべて installed となっているべきものです。
Step 6
Toolsメニューから Remove Components... を選択し、BIG-IP Edge Client Components Removal 画面を開き、
Delete user settings のみにチェックを入れて、YES ボタンを押下します。
「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか。」という画面が表示された場合には、「はい」を選択してください。
Step 7
Application Tunnels をクリックし、すべて not installed となっていれば成功です。
もし、一部しか not installed となっていない場合、再度 Step 6 を行ってください。
Step 8
BIG-IP Edge Components Troubleshooting 画面を閉じて、Webブラウザを起動し、これまで通りの手順でVPN接続を行ってください。
また、VPN接続のためのコンポーネントがすべて削除されていますので、セットアップ用ツールのダウンロードを指示された場合にはその指示にしたがってください。