新システムへの移行スケジュール
新システムへの移行は、1) 準備期間(8月~11月) ⇒ 2) 仮運用(11月下旬~12月) ⇒ 3) 正式運用(1月~) の順に進められます。
以下に、各期間での注意点をお知らせします。
準備期間(8月~11月)
新システムへの移行準備のため、現在提供されているサービスの一部が停止もしくは利用が制限されます。
また、移行に際して、ご協力いただく作業があります。
</aptmp/(ユーザ名) のファイル整理のお願い>
対象者 : 計算サーバのユーザ(/aptmp/(ユーザ名) を利用されている方)
整理期間 : ~10月前半までに (実施済)
内容 : 10月15日頃より、計算サーバの一時領域である /aptmp/ を、新システムの /aptmp/ へコピーする作業を2~3週間かけて行う予定です。
/aptmp/(ユーザ名)/ のファイル数・ファイルサイズが大きいと、移行作業期間内にファイルのコピーが完了しない恐れがあります。
そのため、まずは10月前半までにユーザ自身でファイルの整理をお願いします。
(/aptmp/(ユーザ名)/の使用量が多いユーザには個別にご連絡させて頂く場合があります)。
- 10月15日頃から、/aptmp/(ユーザ名)/ の全コピーをスパコンシステムで開始します。(正確なコピー開始日時は、改めてお知らせします)
- コピー開始後に追加・変更された /aptmp/(ユーザ名)/ のファイルは、
ユーザにて必要に応じて新システムの /aptmp域へコピーを行ってください。
/aptmp/(ユーザ名) を利用されている方は、具体的な作業内容についてこちらを必ずご確認ください。
/aptmp/(ユーザ名) を利用されていない方は、何も行う必要はありません。
<共有メモリ型スパコン UV2000 の一部停止>
実施日 : 10月1日午前9時 (実施済)
内容 : 新システム導入作業に伴う電源不足を解消するため、現行の共有メモリ型スパコン UV2000
2ノードのうちの1ノード(uv2)は10月1日午前9時に停止します。uv2で実行中のジョブについては終了となります。
これにより、UVキューとしての計算リソースは半減することになります。
もし、v2でジョブを実行させたくない場合、バッチスクリプト内で host=uv1 を追加してください。
例) #PBS -l select=1:ncpus=16:host=uv1
10月以降は uv1 のみとなりますので、host=uv1 が無くても、必然的に uv1 で実行されますので、この設定は不要です。
<分散型スパコンの一部停止>
実施日 : 10月1日午前9時 (実施済)
内容 : 新システム導入作業に伴う電源不足を解消するため、現行の分散型スパコンの一部のノードを停止します。
停止ノードで実行中のジョブは終了となります。
これにより、JPキューとしての計算リソースは30%ほど減少することになります。(対象ノード:jp001-jp036)
もし、停止予定の計算ノードでジョブを実行させたくない場合、バッチスクリプト内で nonstop=1 を追加してください。
例) #PBS -l select=1:ncpus=16:nonstop=1
10月中旬以降 nonstop=1 は使えませんので、もとに戻してください。
<分散型スパコン(GPU搭載ノード) の一部停止>
実施日 : 10月17日午前9時(実施済)
内容 : データ移行作業のため、現行の分散型スパコン(GPU搭載ノード)の一部のノードを停止します。
停止ノードで実行中のジョブは終了となります。(対象ノード:pk01-pk04)
もし、停止予定の計算ノードでジョブを実行させたくない場合、バッチスクリプト内で nonstop=1 を追加してください。
例) #PBS -l select=1:ncpus=2:nonstop=1:ngpus=1
10/17以降 nonstop=1 は使えませんので、もとに戻してください。
<計算サーバで実行中のジョブ停止および一部サービスの停止>
実施日 : 11月2日(土)~4日(祝・月)(実施済)
内容 : ホームディレクトリ等で利用している大容量ネットワークファイルシステムの入替作業のため、
ホームディレクトリへのアクセス等、多くのサービスが一時的に利用できなくなります。また、計算サーバで実行中の
全てのジョブが強制終了されます。
入替作業は、11月2日0時から開始されます。4日24時までには終了する見込みですが、状況により予定よりも短時間で
終了する、逆に予定よりも長引く可能性があることをご承知おきください。
作業が終わり次第、ホームページもしくはメールなどでお知らせします。
(1) 作業中、ファイルサーバおよびログインノードへのログインは控えてください。
また、Materials Studio/Discovery Studio, Mathematica 等、スパコンシステムのライセンスサーバにアクセスするアプリケーションの
起動・使用も控えてください。
(2) 実行中のジョブは11月2日になり次第、強制終了させていただきます。
(3) 以下のサービスは、入替作業中もご利用いただけます。ただし、その作業期間中に一度だけ、サービスが数分から1時間程度中断されます。
・メールの送受信
・クラウドストレージサービス
・ホームページ公開サービスを利用したWebへのアクセス
仮運用 (11月下旬頃~)
11月下旬頃より、新システムの計算サーバの利用が可能になる予定です。
詳細が決まり次第、随時お知らせします。
正式運用 (1月~)
正式運用開始日 : 2020年1月1日より
有償アプリケーション
新システムでは利用できない有償アプリケーション
- BAND (宇治地区利用者のみ)
- Gaussian09
- GaussView5
- Molcas
- Molpro (宇治地区利用者のみ)
- TURBOMOLE (宇治地区利用者のみ)
新システムでもこれまで通り利用可能な有償アプリケーション
- PBS
- Intel compiler
- Amber
- ADF (宇治地区利用者のみ)
- CSD
- Gaussian16
- GaussView6
- Gaussian&GaussView(Win/Mac/Linux)貸し出しメディア (宇治地区利用者のみ)
- Materials Studio(全モジュール利用可能)
- Discovery Studio(全モジュール利用可能)
- Materials Science Suite (宇治地区利用者のみ)
- Mathematica (宇治地区利用者のみ)
- Q-Chem
- Reaxys
- SCIGRESS
変更履歴
日付 |
内容 |
2019/08/09 |
初版 |
2019/08/27 |
計算ノードの一部停止等の詳細を更新 |
2019/09/05 |
11/2-4の入替作業にともなう影響の詳細を追記 |
2019/09/30 |
10/17以降一部のGPUノード停止情報を追記 |
ご不明な点などありましたら、スパコンシステムまでお問合せください。